渡辺はま子さんの実話をもとにした舞台『奇跡のメロディ~渡辺はま子物語~』2010年9月6日(月)~9月23日(木・祝)

2010年9月6日(月)~9月23日(木・祝) の期間、シアタークリエ(東京)にて、昭和の大歌手・渡辺はま子さんの実話をもとにした舞台『奇跡のメロディ~渡辺はま子物語~』が上演されます。

さる7月22日には、その製作発表が行われ、出演者の斉藤由貴、陣内智則、古村比呂、古谷一行、演出家の板垣恭一らが登場しました。

愛称・おはまさんで知られる渡辺はま子さんと言えば、第二次世界大戦前から戦後にかけて活躍した歌手です。

渡辺さんの代表曲には「シナの夜」「蘇州夜曲」などなど、錚々たる曲が並びますが、「ああモンテンルパの夜は更けて」という歌があります。

渡辺はま子さんのレコード・リスト

ここでいうモンテンルパとは、そう、フィリピンの首都マニラの南に隣接するモンテンルパ市/Muntinlupa Cityにある刑務所のことです。

先ごろ、無実の罪を訴えていた鈴木さんが収容されていた刑務所でもあります。

昭和の大歌手・渡辺はま子さんは、第二次大戦中、戦地への慰問として訪れていた中国大陸の天津で終戦を迎え、捕虜として1年間の収容所生活を送っています。

そして、戦後には芸能界に復帰しましたが、戦中、自らの歌で多くの兵士を戦場に送り出した彼女は、責任を感じ苦しんでいたと言われています。

1952年(昭和27年)には、フィリピンのモンテンルパ刑務所に戦犯として収容されていた日本人が作詞作曲した曲「ああモンテンルパの夜は更けて」をレコード化して、当時の日本でヒットしています。

渡辺はま子 [Special Edition]


「ああモンテンルパの夜は更けて」が収録されているアルバム、 渡辺はま子 [Special Edition]

また、日本政府の復員局と渡辺はま子さんは、フィリピンのモンテンルパの収容所で、慰問コンサートが実現されています。

そして、フィリピン政府当局に減刑、釈放を嘆願し、当時のフィリピンのキリノ大統領に日本人戦犯108名の釈放を決断させ、全員の日本への帰国が実現したことは、あまりに有名なストーリーです。

この史実に題材した物語は、「戦場のメロディ~108人の日本人兵士の命を救った奇跡の歌~」として薬師丸ひろ子さん主演でドラマ化され、2009年9月12日(土)21時フジテレビ系列で放送されています。

今回の舞台化は、モンテンルパに収容されていた旧日本兵の帰国に尽力した渡辺はま子さんと、彼女をめぐる人々の姿を描いたものです。

女優、斉藤由貴さんを主演に迎え、現地で旧日本兵を支援する教誨師・加賀尾役に古谷一行、フィリピンと日本の架け橋となった日本兵復員局の植木役で陣内智則、戦死したはずの夫が見つかり、新たな夫との間で揺れる妻役に古村比呂などが出演します。

斉藤由貴さんが、18年ぶりに女優として歌を披露するのも話題となっています。

2010年9月6日(月)~9月23日(木・祝)の期間は、東京・シアタークリエにて上演。2010年9月25日(土)~9月26日(日) には、大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演されます。

奇跡のメロディ~渡辺はま子物語~公演概要

  1. 公演期間(東京):2010年9月6日(月)~9月23日(木・祝)
  2. 会場:シアタークリエ
    〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-2-1
    Tel:03-3591-2400
  3. 公演期間(大阪):2010年9月25日(土)~9月26日(日)
  4. 会場:森ノ宮ピロティホール
    〒540-0003 大阪市中央区森ノ宮中央1-17-5
    Tel:06-6944-1151
  5. 脚本:飯島早苗、演出:板垣恭一
  6. キャスト:斉藤由貴 陣内智則 古村比呂 坂元健児 森次晃嗣 古谷一行、他。
  7. 東京公演料金:8,800円(全席指定・税込)
    大阪公演料金:8,400円(全席指定・税込)
  8. チケット:2010年7月24日(土) より、チケットぴあ、ローソンチケット、e+(イープラス)、CNプレイガイドなどで発売。

フィリピン・ガイド|イメージ写真